スペシャライズド編

公開日： 2015/11/11 : ロードバイクブランド

スペシャライズド：ロードバイク2016モデル10万円台完成車

スペシャライズドについて

スペシャライズドはアメリカに本社がある自転車ブランドです。以前は独自資本で経営を行っていましたが、現在では台湾の自転車メーカーの傘下に入っています。しかし、フレームの製造は親会社に委託しているものの設計は独自に行っており、数多くのプロサイクリングチームに機材を供給している名門ブランドなのです。

2016モデルについて

スペシャライズドの2016モデルは、用途に合わせて明確に分けられた製品構成になっています。高速域での巡航性能を重視したエアロモデル、レースでの使用を前提に平坦路や山岳で威力を発揮するオールラウンドモデル、荒れた路面や石畳などを走る際の衝撃を吸収することに重点を置いたエンデュランスモデル、そしてレースで使用することも出来る耐久性を持ちながら気軽に使える低価格モデルです。

10万円台のモデル

10万円台で購入することが出来るモデルは低価格モデルに限られますが、スペシャライズドがラインナップしている10万円台のモデルは、こういった上位車種の技術を継承しているのです。同じフレームでありながらコンポーネントのグレードによって数種類のモデルが用意されているため、予算に合わせて選ぶことが出来るようになっています。
最も安価なモデルはコンポーネントやホイールなどが上位車種と比べるとグレードが低いものになるためレースで使用することは難しいですが、通勤や通学、休日のサイクリングなど初心者が日常の足として使うには十分すぎるほどの性能を持っています。フレームはレース仕様に設計されているため乗り心地は硬いと思われがちですが、ホイールからの衝撃を受け止めるフロントフォークにはカーボン素材を使用しているため振動吸収性に優れています。

レースグレードのモデルも

レースグレードのコンポーネントを搭載したモデルも10万円台の予算で購入することが出来るため、サンデーレースに参戦することを考えているのであればそういったモデルが最適です。変速は前が2段で後ろが11段あり、各パーツもアップグレードされています。

シクロクロスモデル

また、10万円台で購入できるモデルとしてシクロクロスモデルもあります。シクロクロスとは舗装されていない道を使ったオフロードレースで、自転車を担いで障害物を乗り越えることもあるハードなレースです。そのシクロクロスで使われるモデルは耐久性が高く、太いタイヤを装着できたり効きが良いブレーキが装備されていることもあって、ロードバイクのパンクのしやすさや急制動が出来ないというデメリットが解消されているため初心者でも安心して乗ることが出来るのです。